福岡 よかうみ 体験ダイビング トリトン


福岡のダイビングスポットで見れる定番中の定番であるサカナたちを紹介します。
事前にチェックしておくと、水中が楽しくなりますよ。
よかうみ体験ダインビング中に、皆さんも発見できるかな(^◇^)?

● メバル
名前のとおり目が張っていて、受け口です。
泳がずじっと上を向いているときは、メバルが餌を待つポーズです。自分より少し上方を流れてくる小さな甲殻類や小魚などを下から捕食します。パン食い競争のような食べ方です。


● ホンベラ
よかうみ体験ダイビングで一番多く見られるサカナです。なんと、産まれたときはほぼ全員♀で、その中で強い者が♂に性転換して縄張りを持ちます。
よく観察すると、お腹の大きな卵持ち♀も探すことができますよ。


● キュウセン
志賀島では岩をコンコン叩くと多くのキュウセンが「餌をちょうだい」とやってきます。ホンベラと同じで生まれたときはほとんどが♀です。その♀の体側に9つの縦じまのラインがあるのが名前の由来です。夜と冬は砂に潜って休眠します。


● カワハギ
皮を剥いで料理するため、「カワハギ(皮剥)」 。
オスは大きくなるにつれて背ビレの前部(第1軟条)が糸状に伸びてきます。砂地で逆さになり、口から水鉄砲のように水流を起こして餌を探している姿がよく見られます。

● スズメダイ
小さいこと、やや茶色がかること、小さな丸い目などがスズメに似ているから、「スズメダイ(雀鯛)」。福岡では通年観察できます。あのクマノミもスズメダイ科。ここ福岡ではスズメダイの塩焼きを「あぶってかも」(炙って噛も - 焼いて食べようの意)と称し、郷土料理として愛されています。

● カサゴ
海底でじっと生息していることが多いです。岩や海藻に合わせた褐色でカモフラージュしているので、意外と見つけるのが難しいかも。
福岡の鮮魚店では「あらかぶ」という方言名で売られていますよね(^^)

● ヒラメ
砂地や岩の上に生息しています。中には赤ちゃんヒラメもいますよ。
カモフラージュの名人なので、もし見つけられたらかなりの観察力の持ち主です。「左ヒラメに右カレイ」といわれ、表を向けて、腹を手前におくとヒラメは目が左に、カレイは右についています。また口が大きいのもヒラメの特徴です。

● クサフグ
福岡の海では通年見れます。背面が緑色、つまり草色だからクサフグ(草河豚)。天気がいいときは、砂の中に入って昼寝をしていることもあります。顔は愛着が合って可愛いのですが、餌の横取りがうまく、釣り人からは嫌われています。